Traffic Vision/DP
Traffic Vision/DPについて
概要
- ・『配送デス』と『配送デス サーバ版(Traffic Vision/DP)』は、同じマンマシン・インタフェースを提供します。
- ・初期は『配送デス』を導入し、将来サーバ版へ移行しても操作性を継承できます。
運用(クライアント台数、使用頻度等)や導入展開のペースによりスタンドアロン型、クライアント/サーバ型から最適なモデルを選ぶことが出来ます。
多拠点へのシステム導入を計画する場合、コスト面や拡張性、メンテナンス性においてサーバ型の“Traffic Vision/DP”は配送デスより適しています。
スタンドアロン型とサーバ型の比較
※スクロールでご覧いただけます。
PCスタンドアロン型 (配送デス) |
サーバ型 (Traffic Vision/DP) |
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クライアントの インストール作業 |
1台づつ、データベースソフトウェア、地図データベース、アプリケーションをインストールする必要があり時間と手間がかかる。 | 1種類のソフトウェア(XenAPP)をインストールするだけ。 IDやパスワード設定はセンター(サーバ)側で実施する。 |
画面操作性 | 操作・応答性は快適。 | 比較的快適な操作が可能なものの回線速度が低い時、サーバが高負荷時にはレスポンスに影響があり得るので事前の検証を推奨。 |
計算(立案)時間 | 個々のパソコンの性能(CPU、メモリ)に依存。 配送計画システムには比較的に高性能な性能を有するパソコンで利用を推奨。 |
クライアント側の要求に応じてサーバが計算。高性能なサーバであれば処理時間は短い。ただし、複数クライアントから同時に同一CPUへの計算要求が重なった場合、計算時間は長くなる。計算負荷や集中度が増えた場合はアプリケーションサーバを複数分散する等の設計要。 |
クライアント用パソコン | 弊社推奨スペック以上の高性能なパソコンが望ましい。 既有のPCでは性能不十分な場合がある。 |
クライアントパソコンは既存のパソコンでも十分に利用出来るケース多い。 |
データベース | 個々のパソコンのローカルに保存される。 | サーバ側に全てのデータが保存される。 (一元管理したい場合は適) |
メンテナンス性 | ソフトウェアや地図のバージョンアップ時には端末毎にインストール作業が必要。 | ソフトウェアや地図のバージョンアップ時には、サーバ側のソフトを更新すればよい。 |
障害 | 1台が故障しても他には影響が波及しない。 | サーバが故障した場合は複数のクライアントに影響。 サーバ障害時の対策が必要。 |
セキュリティ | ①WindowsのログインID&パスワードで保護 ②配送デスのログインID&パスワードで保護。 |
同左 |
特長
VICS交通情報を利用した高い立案精度
VICS交通情報を当社の独自技術により統計処理したデータを利用して計画を立案します。渋滞情報を配送計画に反映させることが可能になり、立案精度が大幅に向上します。ユーザで面倒な走行速度の調整をする必要がありません。経験の浅い方でも一定以上の高い精度の立案が可能です。 直近の過去数年分のデータを統計処理し、毎年更新データをご提供します(有償)
各種制約条件を考慮した配送計画を立案
荷物制約(重量、容量、配送時刻など)、車両制約(屯車、車種、運行時間など)、配送先制約(軒先条件、配送可能時間帯など)を立案段階で考慮できます。
様々な条件設定で立案が可能
配送・集荷・転送の混在立案、複数回転運行、立案グループ設定、荷物の積合せ設定、車両の使用優先順位設定、車両の配送件数制限、各種経路計算条件の設定など。
現場で使える機能が満載
◎追い込み立案:
立案後に追加された未割付荷物を、もとのコースを変えずに自動追加割付け出来ます。
◎パターン配車(固定ルート再現機能):
固定ルートで配送する機会の多い現場では、車両毎に事前に登録しておいた届け先に自動で荷物を割り付けます。
立案がより短時間で行えます。
◎通行止め機能:
通行させたくない地点を通行止めに出来ます(例:渋滞箇所、踏み切り、橋など)
◎その他:
遠方から配送するコース、荷物の仕上がり時間を考慮した拠点出発時刻、荷物が多いときは近い届け先の荷物を残す配慮、全車均等割り付け、近距離では有料道路は使わない設定、配送件数の上限設定、荷物分割/結合 など
結果の手動修正が簡単・スピーディ
(配車一覧表)
マウスによるドラッグ&ドロップで、画面上で素早く簡単に荷物移動が可能です。
使い易さを向上させたインタフェース
導入いただいたユーザ様の意見を反映し、使い勝手を考慮したインタフェースに改良しました。
多彩な結果出力機能
ルート地図表示、ガントチャート表示、配車一覧表、帳票の印刷さらに、立案結果をCSVファイル出力する機能があり、他システムとの連携が可能です。
豊富なオプション・ラインナップ
運賃計算、有料道路(料金・IC名称)、最適拠点シミュレーションなど用途に合わせてオプション機能の追加が可能です。
配送計画の自動立案
各種制約条件を考慮して最適解の配送計画を立案します
荷物制約(重量、容量、配送時刻など)、車両制約(屯車、車種、運行時間など)配送先制約(軒先条件、配送可能時間帯など)を考慮した立案ができます。
【主な考慮項目】
- ・配送指定時刻
- ・車両最大積載量
- ・屯車制限
- ・車種
- ・車両指定
配送・集荷・転送の混在立案
配送計画立案画面(手動修正)
ほとんどの操作はマウス → 短期間で習熟できます
応用提供
配送計画エンジンの提供
システム開発会社様にて配送計画に必要なデータ入出力のUIを準備頂き、当社が提供する配送計画エンジン(サーバ版)で配送計画を立案します。
プライベートクラウド版
配送計画システム:
プライベートクラウド版への接続には、VDI(Virtual Desktop Infrastructure:デスクトップ仮想化)を利用します。サーバにあるアプリケーションの画面を呼び出し、クライアント側で操作します。VDIを利用するために必要なツールがEricom社の「Access Pad」です。
ご利用にあたり、クライアントPCにAccess Padをインストールする必要があります。
Access Padの対応OSは、Windows10、11です(2024年時点)。
固定のグローバルIPが必要です。
プロキシサーバ経由でインターネット接続する場合、事前にプロキシ認証のIDとパスワードの設定が必要です。
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