リンク旅行時間データの活用事例(4)
富山大橋架替事業の効果測定
富山大橋は、2車線道路であるにもかかわらず1日当たりの自動車交通量が2万6千台にものぼっており、 老朽化も進んでいたため富山大橋架替事業により新富山大橋が平成23年度に完成。平成24年3月より供用が開始されました。
これにともない、富山大橋は車道の4車線化がされました。渋滞緩和状況を測定するため、4車線化前後の旅行速度変化の検討にあたり、リンク旅行時間データをご利用いただきました。
リンク旅行時間データを利用した検証を行うことで、事業区間内での旅行速度の向上、渋滞緩和の効果が確認されました。
また同時に、事業区間前後の未整備区間(車道2車線区間)では、逆に旅行速度の低下がみられるという「今後の課題」も発見できました。
このように、Plan:課題の発見、Check:効果測定の両面に当データは利用できます。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
富山県ホームページ「富山大橋架替事業が遺したもの」